左側通行を忘れにくいのは、流れのある交通の中を走っているときです。逆に忘れやすいのは、止まったあと、ほかに車のいない道、そして曲がるときです。気が散っていても疲れていても続けられる、簡単な確認の習慣をつくりましょう。

01

運転席を整える

走り出す前に、ミラー、シート、ナビを調整しましょう。運転手から見える位置に、法令に反しない小さなメモを貼っておきます。フロントガラスの視界はさえぎらないようにしましょう。

運転席側が中央線寄り、助手席側が道路の端寄りになるのが正しい位置です。前の車を何も考えずにまねるのではなく、車線の標示を目安にしましょう。

02

判断の場面ではゆっくり

曲がるたびにひと呼吸おいて左右を確認し、それから左側の車線に入りましょう。ラウンドアバウトでは、ニュージーランドのルールに従って道を譲り、出口をウインカーで示します。

景色のいい場所やガソリンスタンドから再出発するときは、特に気をつけましょう。ほかの車がいないと、どちら側を走ればいいのか手がかりがありません。

03

慌てずに立て直す

向きがおかしいと感じたら、なめらかに減速し、停車してよい安全な場所に止まりましょう。急ハンドルで車線をまたいだり、車の流れに向かってバックしたりしてはいけません。

運転を交代するのは、免許があり、十分に休んでいて、レンタル契約の補償対象になっている人だけにしましょう。最初の練習は明るいうちにするのが鉄則です。

04

間違えやすい瞬間

運転に慣れた人が、巡航中に反対側へ寄っていくことはありません。間違えるのは決まった瞬間です。駐車場や私道から出るとき、交通量の少ない交差点で曲がるとき、休憩のあとに走り出すとき、気が散ったあとの最初の曲がり角で起こります。

そうした場面のための習慣を意識してつくりましょう。声に出して確認し、中央線が右側にあるかを見て、助手席側が縁石にいちばん近いかを確かめます。運転席は右側なので、縁石が自分の側にあれば、道路の反対側を走っています。

覚えておきたいこと
  • 運転席は右、縁石は左
  • 間違いは曲がるときと停車後
  • 発進のたびに声に出す
05

走り出す前に車を整える

ミラー、シート、ナビは、運転しながらではなく、営業所を出る前に調整しましょう。ウインカーとワイパーのレバーが、ふだんの車と左右逆になっていることがよくあります。交差点でウインカーのつもりでワイパーを動かしてしまうのは、初日の定番の失敗です。

まずは駐車場で練習しましょう。何周か回り、バックをして、何度か曲がってみます。そこでの10分は、一般道で癖を直す1時間に匹敵します。

06

車幅と左側の感覚

右側に座ると、車の左端がどこにあるかの感覚がずれます。左側通行に慣れていないドライバーは、縁石をこすったり、路肩へ寄っていったりしがちです。キャンピングカーの場合、その路肩は未舗装で、柔らかく段差になっていることがよくあります。

感覚ではなく車線の標示を頼りにし、中央線が自分の右肩から一定の距離になるように位置を取りましょう。左側をこすっているなら、思っている以上に左に寄っています。

覚えておきたいこと
  • 左端の感覚はずれるもの
  • 中央線を基準に位置を取る
  • 路肩は柔らかく段差がある
07

ラウンドアバウトと優先関係

ラウンドアバウトは時計回りで、右から来る車に道を譲ります。右側通行に慣れたドライバーが予想するのとは逆です。ゆっくり近づいて右を確認し、確信が持てるまで進入しないようにしましょう。複数車線のラウンドアバウトでは、路面に示された正しい車線から入る必要があります。

交差点では、曲がる車が直進する車に道を譲るのが昔からのルールです。旅行者が見落としがちなのは、2012年3月25日に変わった2つの点です。右折するときは、対向車線から左折してくる車に譲ります。また、T字路では、突き当たる側の道路の車が、まっすぐ続く側の道路のすべての車に譲ります。2012年より前に書かれたガイドは古い右折ルールを説明しているので、参考にしないでください。

08

初日の過ごし方

車を受け取ってすぐに長距離を走るのはやめましょう。長距離フライトで着いた直後なら、なおさらです。初日の宿は受け取り場所の近くに予約し、最初の運転の日は短めにして、曲がりくねった田舎道ではなく幹線道路を走りましょう。

最初の数日は、同乗者にもう一人の目になってもらい、曲がるときや発進するときに声をかけてもらいましょう。大げさに思えますが、正面衝突につながる間違いをまさに防いでくれます。

集中し続けるのは疲れるものと考えておきましょう。反対側での運転は、体が自然に覚えるまで本当に負担が大きいものです。慣れるのはたいてい2〜3日後なので、いつもより休憩を多めに入れておきましょう。

09

左側通行での追い越し

追い越すには、右側の対向車線に出る必要があります。最初は違和感があるうえ、右側の座席からは見通しが違うので、自分の国で走るときより長く見通せる直線が必要です。

ニュージーランドの幹線道路のほとんどは対面通行の2車線で、追い越し車線はわずかです。追い越せるかどうか微妙だと感じたら、やめておきましょう。5分遅れて着いたことを後悔した人はいません。

覚えておきたいこと
  • 追い越しは右側から
  • 右の座席からは見え方が違う
  • 微妙なら追い越さない
MAP

ルート上のスポット

RoundaboutsRural intersectionsOne-way streetsRental depots

出発前に確認

ルールや状況は変わります。出発前に公式情報と、目的の公園やキャンプ場のページをあらためて確認してください。

FAQ

よくある質問

ニュージーランドは左側通行と右側通行のどちらですか?+

左側通行で、運転席は車の右側です。うっかり間違えやすいのは、止まった状態から曲がるとき、特に駐車場や田舎の私道から出るときです。

左側通行に切り替えるとき、いちばん難しいのは?+

空いた道路を走ることではありません。それは1時間もすれば慣れます。難しいのは交差点、時計回りのラウンドアバウト、そして停車したあとに昔の癖が戻ってくる瞬間です。ダッシュボードに貼ったメモや、声をかけてくれる同乗者は、思っている以上に役に立ちます。

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