北島と南島の旅をひとつにつなぐのがフェリーで、旅程の中でいちばん融通がきかない部分でもあります。景色を楽しむ立ち寄りではなく、予約した交通機関での移動日として考えましょう。いちばんトラブルになりやすいのは、申告した車両のサイズと、到着直後に入れた予定です。
車両は正確に申告する
運賃は全長で決まり、ここでいう全長には取り付けたものすべてが含まれます。バイクラック、トウバー、張り出したオーニング、牽引するトレーラーなどです。少なく申告するとチェックイン時に料金が調整され、満席の便ではまれに乗船できないこともあります。
目測ではなく実際に測りましょう。レンタル車なら、フェリーを予約する前にレンタル会社から寸法を聞いておきます。乗用車とキャンピングカーの予約では料金の差が大きいので、当て推量はどちらに外れても高くつきます。
- キャリア、ボックス、トレーラーも含める
- 予約前にレンタル車の寸法を確認
- 小さく申告すると乗れないことも
運航会社と便を賢く選ぶ
クック海峡を渡るのは、インターアイランダー(Interislander)とブルーブリッジ(Bluebridge)の2社で、ウェリントンのターミナルも、所要時間も、船も少しずつ違います。どちらが必ず良いということはありません。自分のルートに合うターミナルと、向こう岸で1日を有効に使える出航時刻を確認しましょう。
チェックインの時間、航海そのもの、両側でのドライブを含めると、フェリーでの移動はほぼ1日がかりです。2つのドライブの合間に入れるものではなく、移動日として扱いましょう。
節約する前に変更の条件を読む
いちばん安い運賃はたいてい融通がきかず、クック海峡の便は天候によって欠航や遅延がそれなりの頻度で起きます。40NZドル節約できても、予約の変更にそれ以上かかるなら割に合いません。そして実際、そうなることがよくあります。
日程に少しでも不確かさがあるなら、特に冬や、フェリーの前に山越えの長いドライブがあるときは、変更可能な運賃を選びましょう。変更の期限は記憶に頼らず、旅行の立ち寄り先にメモしておきます。
- 悪天候による欠航は日常的
- 変更可能な運賃は安い保険
- 変更期限を立ち寄り先にメモ
用事は列に並ぶ前に済ませる
ターミナルの列に並ぶ前に、給油、買い物、汚水タンクの処理を済ませておきましょう。列に入ったらもう抜けられず、設備も限られていて、列は思ったより早く動き出すことがあります。ウェリントンでカセットトイレを空にしておかなかったせいでピクトンで処理すると、南島での最初の朝が1時間無駄になります。
運航会社が指定するチェックインの時間内に到着しましょう。車両の場合、多くの人が思っているより早い時間です。窓口で探さなくて済むよう、身分証明書と予約番号は手元に用意しておきます。
船内で必要なものは持って上がる
出航すると車両甲板には立ち入れなくなるので、航海中に使いたいものはすべて持って上がる必要があります。薬、防寒着、水、食べ物、充電したスマートフォン、子どもの遊び道具などです。上着を忘れても、取りに戻ることはできません。
船酔いしやすい人がいるなら、船が動き出してからではなく、乗船前に酔い止めを飲んでおきましょう。クック海峡は本当に荒れることがあり、南風のときがいちばんひどくなります。
- 出航後は車両甲板に行けない
- 酔い止めは乗船前に
- 防寒着、水、充電器は客室へ
到着後の予定に余裕を持たせる
フェリーでいちばん多い失敗は、到着予定のすぐ後に、高額で外せない予定を入れてしまうことです。便が遅れると、ツアーや予約がふいになったり、長いドライブを暗い中で走ることになったりします。到着後の時間はゆとりを持たせておきましょう。
特に夜の便では、船を降りてすぐに山越えの長いドライブや難しい道路を走る予定は避けましょう。クイーン・シャーロット・ドライブは美しいものの時間のかかる道で、夕暮れ時に疲れた状態で初めて走る道ではありません。
ピクトンやウェリントンで一息つく夜を
遅い時刻に着く便なら、到着側のターミナル近くに1泊しましょう。何時間も先のキャンプ場を目指して無理に進むより、勝手のわかるキャンプ場まで少し走るほうがずっといいですし、翌朝を後始末ではなく、きちんとしたスタートにできます。
朝早い便の前も同じです。チェックインの時間に間に合わなければ乗れないので、1時間先の少し良いサイトより、ターミナル近くの1泊のほうが価値があります。
- 遅い到着ならターミナルの近くに泊まる
- 夜の便のあとは遠くまで走らない
- チェックインに遅れたら乗れない
ルート上のスポット
出発前に確認
ルールや状況は変わります。出発前に公式情報と、目的の公園やキャンプ場のページをあらためて確認してください。
よくある質問
キャンピングカーでクック海峡フェリーに乗るなら、事前予約は必要ですか?+
はい、しかも思っているより早めに。車両のスペースは限られていて、キャンピングカーは大きめで別料金の枠を使い、夏の便は数週間前に売り切れます。
クック海峡の航海にはどのくらいかかりますか?+
ウェリントンとピクトンの間は約3時間半で、車両はさらに1時間以上前にチェックインが必要です。荒天による欠航はそれなりの頻度で起こるので、どちらの側でも同じ日に乗り継ぐ計画は避けましょう。
そのまま旅へ
立ち寄り先を保存して、旅全体を計画
保存したスポットから順路を組み、距離を計算し、日付、メモ、やることリストもまとめておけます。



