自炊は、キャンプの予算を抑えるいちばん手っ取り早い方法です。以下は、Stats NZ(ニュージーランド統計局)による2026年9月の全国平均価格で、どの店の棚でも、どの週でもこの値段というわけではありません。

NZD

10通貨での価格表

2026年10月16日に公表された、Stats NZによる2026年9月の全国平均小売価格です。牛乳は2リットル入りの平均価格から1リットルあたりに換算しています。特売、ブランド、容量、季節、へき地への輸送費によって、個々の店の価格はこの平均より高くも安くもなります。

価格の確認日 2026年10月16日換算はRBNZ(ニュージーランド準備銀行)のレートを使用。基準日 2026年8月12日
項目NZDUSDGBPAUDJPYEURCNYKRWINRSGD
標準の牛乳1リットルNZ$2.53$1.49£1.10A$2.10¥237€1.29元 10₩2,104₹142SGD 1.90
食パン(スライス)600gの1斤NZ$2.39$1.40£1.04A$1.99¥224€1.22元 9.47₩1,987₹134SGD 1.80
卵1ダースNZ$8.37$4.91£3.64A$6.96¥783€4.26元 33₩6,960₹469SGD 6.30
鶏むね肉1kgNZ$15$8.93£6.61A$13¥1,423€7.74元 60₩12,647₹853SGD 11
牛ひき肉1kgNZ$25$15£11A$21¥2,317€13元 98₩20,596₹1,388SGD 19
リンゴ1kgNZ$4.20$2.47£1.83A$3.49¥393€2.14元 17₩3,492₹235SGD 3.16
トマト1kgNZ$10$5.98£4.43A$8.48¥953€5.19元 40₩8,473₹571SGD 7.67
ジャガイモ1kgNZ$3.27$1.92£1.42A$2.72¥306€1.66元 13₩2,719₹183SGD 2.46

各通貨の金額はNZD建ての基準価格を機械的に換算したもので、カードや現金での実際のレートではありません。銀行や決済サービスは独自のレートと手数料を適用します。

01

へき地に入る前に買い出しを

大手スーパーは品ぞろえが豊富で、店どうしの競争もあります。一方、へき地の小さな店は輸送費がかかるうえ、在庫も多くありません。日持ちする基本の食料品は、イーストケープ(East Cape)やフィヨルドランド、ウェストコースト(West Coast)の長い区間に入る前に買っておきましょう。

生鮮品は地元の店で買って応援しましょう。ただし、都市部並みの安さは期待できません。ほかの店まで何時間もかかる場所で開いていること自体が、こうした店の価値です。

02

使い回せる食材で自炊する

献立は、米・パスタ・野菜・卵に、メインのたんぱく源を1〜2種類決めて、それを使い回す形で組みましょう。小さな冷蔵庫では、食材の種類を絞り、残り物をきちんと使い切るほどうまく回ります。

パッケージに大きく書かれた値段ではなく、単価(量あたりの値段)を比べましょう。大容量パックが得になるのは、置き場所と冷蔵スペースに余裕があり、無駄にせず使い切れる場合だけです。

03

変動する食料品の価格

Stats NZによると、2026年9月までの1年間で食料品価格は2.4%上昇しました。主な要因は食料雑貨(3.0%上昇)と、肉・鶏肉・魚(3.2%上昇)で、果物と野菜は1.8%下がりました。玉ねぎは86%を超える値上がりで、この統計が始まった2008年以来、最大の年間上昇率です。

計画の段階では価格帯を目安にしておき、現地で最初に買い物をしたら金額を記録して、残りの予算を見直しましょう。

04

2大チェーンと安く買える店

国内のほとんどの地域には、Woolworths(旧Countdown)とNew Worldがあります。大型店のなかでは、近くにあればPAK'nSAVEがたいていいちばん安いです。同じ町でもチェーンによって値段にはっきり差があるので、少し買い足すときではなく、まとめて買い込むときは、安い店まで少し遠回りする価値があります。

ファーマーズマーケットや道路沿いの直売所は、野菜や果物を買うのにうってつけです。その土地の旬のものなら、スーパーより安いこともよくあります。ただ、たいてい支払いは現金で、営業も午前中だけです。買い物の予定に組み込むなら、この点を頭に入れておきましょう。

覚えておきたいこと
  • まとめ買いはPAK'nSAVEで
  • 旬の野菜や果物は道沿いの直売所で
  • マーケットは現金払い、午前中が基本
05

へき地の店が高い理由

ウェストコーストや最北部、イーストケープの小さな店は、輸送費がかかるうえ、売れる量が少なく、競争もあまりありません。基本の食料品はかなり割高で、サイズの選択肢も限られると考えておきましょう。特に生鮮品と乳製品で、その傾向が目立ちます。

値段が高いのは、ぼったくりというより単純な採算の問題です。小さな集落にそもそも店があるのは、こうした店のおかげということも少なくありません。最後の大きな町でしっかり補充し、地元で買う価値のあるものは地元で買いましょう。

06

小さな冷蔵庫に合わせた買い物

キャンピングカーの冷蔵庫は小さく、車のバッテリーで動くタイプは暑いと冷えにくくなります。買い物は1週間分ではなく2〜3日分にとどめ、いくつもの料理に使える食材を選びましょう。生肉は密閉し、汁が垂れないよう冷蔵庫のいちばん下に入れておくと安心です。

魚の缶詰、卵、ハードチーズ、オーツ麦、米、パスタ、根菜は、あまり冷やさなくても日持ちし、さまざまな料理に使えます。こうした食材を基本にしておけば、保冷がうまくいかない日が1日あっても、買った食料を丸ごと無駄にせずに済みます。

覚えておきたいこと
  • 買い物は7日分でなく3日分
  • いくつもの料理に使える食材を
  • 生肉は密閉していちばん下に
07

1週間の食費の現実的な目安

Stats NZの2026年9月の平均価格で計算すると、ほとんどの食事を自炊する1人分の基本的な1週間の食費は約116NZドルです。内訳は、牛乳4リットル、食パン2斤、卵1ダース、鶏むね肉1kg、ひき肉500g、チーズ、バター、ヨーグルト、米、パスタとソース、インスタントコーヒー、果物と野菜です。2人なら共通の食材を分け合えるので1人あたりは安くなりますが、高級な肉、調理済み食品、食事制限への対応、へき地の店では、すぐに高くなります。

コーヒー、テイクアウト、みんなでの外食は別の項目にしておきましょう。食べ物の出費をすべて食料品にまとめてしまうと、予算を見直すときにいちばん削りやすい出費が見えなくなります。

08

旬の野菜・果物と狙い目

本当に節約になるのは、その土地の旬のものを買うことです。1〜2月のセントラル・オタゴ(Central Otago)の桃やアプリコットなどの核果類、夏のベイ・オブ・プレンティ(Bay of Plenty)のベリー類は、産地で買うと驚くほど安く手に入ります。ノースランドのアボカドや、秋のホークス・ベイ(Hawke's Bay)のリンゴも同様です。

産地の道路沿いにある直売所は、代金を箱に入れる無人販売(Honesty Box)のことが多く、スーパーよりかなり安く買えます。たいてい現金のみで、思いがけない場所に突然現れるので、小額の紙幣と買い物袋を持ち歩いておきましょう。

旬を外れた生鮮品は輸入品なので、そのぶん値段も高くなります。決まった買い物リストにこだわらず、その週に安いものを中心に献立を組む。長旅の食費をいちばん減らせるのは、この習慣です。

MAP

ルート上のスポット

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出発前に確認

ルールや状況は変わります。出発前に公式情報と、目的の公園やキャンプ場のページをあらためて確認してください。

FAQ

よくある質問

ニュージーランドの1週間の食費はいくら?+

Stats NZの2026年9月の平均価格では、ほとんどの食事を自炊する1人の場合、スーパーで買う食料の基本的な1週間分は約116NZドルです。高級な肉、調理済み食品、へき地の小さな店では、すぐに高くなります。

ニュージーランドで食料品がいちばん安く買えるのはどこ?+

主要都市にある大手スーパーチェーンです。小さな町の店との価格差は大きく、それを前提に買い出しの計画を立てる価値があるほどです。旬の果物や野菜なら、週末の青果マーケットがどちらよりも安く買えます。

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